オーストリアの最南端、スロベニア国境と隣接するヴェストシュタイヤーマルク。アルプスの最東端、地中海性気候の影響もあって降雨量が多く、草花が生い茂げっていることから、オーストリアのグリーンハートともいわれている、風光明媚な産地です。温暖で湿度も高いこの地域の名産は、ブラウアーヴィルトバッハーという黒ぶどうから造られるロゼワイン、「シルヒャー」。世界一酸度が高いロゼワインとも呼ばれており、日本の気候とも似た湿度の高いこの地域にぴったりのワインです。
そのシルヒャーに使用する品種をそのまま赤ワインに仕上げた珍しいタイプ。今回日本には96本のみの入荷です。皮が厚くタンニンが強い赤ワインになる為、しっかりと瓶で熟成してからのリリースです。熟成により柔らかくなっており飲み頃に差し掛かっています。